SWITCHからのすみっコゲームプレイヤーです、平八です。
2023年11月現在NINTENDO SWITCH用すみっコぐらしソフトは8作出ています。
どのパッケージも非常にかわいく「すみっコぐらしに興味はあるけど一体どれを買えばいいのか分からないよ…」という方もいらっしゃるかと思います。
本記事はそんな方のために、各々の作品の方向性とどういった方向けなのかという寸評を記しました。
各作品の寸評の後に個別のプレイレビューへのリンクも設けましたので、更に興味がおありの場合はそちらも合わせてご確認下さい。
早速ですが、すみっコゲームを2種類に分別します。
・みんなでワイワイパーティしたい人向け
・腰を据えてやり込みたい人向け
この段階でご自身がすみっコぐらしゲームに求めるものをある程度意識して頂ければと思います。
以下、個別解説に移ります。
パーティー向けゲーム
すみっコパークへようこそ
記念すべきSWITCH第一弾です。
2017年のゲームであるためキャラクターは発売当時の面々に限られるのですが、ミニゲームの数は27種類。
対戦モードも「全員参加の乱戦」と「2on2のチーム戦」「協力プレイ戦」があり、同じゲームでも異なる趣が楽しめます。
また「厳密に言うとすごろくじゃない…すごろく?」をプレイしながら特定のマスに止まったらミニゲーム発生、という遊び方(つうかこれがメイン)も出来ますので年末年始の親族が集まる席にうってつけ。
ミニゲームも特に難しいものではないので普段ゲームをしない方でもそこそこ太刀打ちできる親切設計です。
コントローラーを力の限り振るだけのゲームとかね。
画像のようなリズムに合わせてボタンを押すゲームもありますが、画面の情報量がすごくて誰がいるのか確認しようとして操作ミスというのはままあります。
個別レビュー:
まあまあすみっコぐらしファン、平八です。 本日はNINTENDO SWITCH用ゲーム「すみっコぐらし すみっコパークへようこそ」のレビューです。 まあまあと言いつつも[…]
ゲームであそぼう!絵本の世界
フルネームは「映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ ゲームであそぼう!絵本の世界」と過去最長。
ゲーム第四弾にして、映画すみっコぐらしの前日に発売されたある意味大胆な作品。
映画のネタバレはそんなにないのでご安心を。
ミニゲームの数は20。
というかほぼミニゲームしかなく、ヒントに従ってゲームをプレイするたびに新しいゲームが遊べるようになる方式なので全てのゲームを出すのにさほど手間はかかりません。
パズルピースを集める要素はありますがメインはミニゲームなのでこちらも大勢が集まる席向きです。
また本作は映画をベースにしているため映画を観に行った人同士でプレイすると映画を思い出して
「ぺんぎん?いいよね…」
「いい…」
「しろくまもいいよね…」
「いい…」(以下略)
と満ち足りた会話をすることもできるはず。
映画のあの感動のシーンを思い描きながらミニゲームをプレイしましょう。
個別レビュー:
2019年11月8日公開映画「すみっコぐらし」観に行きました、平八です。 今夜はその映画の世界を追体験ゲーム「映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ ゲームであそぼう!絵本の世界」のレビューです。 映画を観てからプレイする[…]
おへやのすみでたびきぶんすごろく
2020年12月3日発売。
言い方に語弊があるかも知れませんがちゃんとしたすごろく型ボードゲーム。
ミニゲームは2020年現在最多の30種類。
旅行がはばかられる昨今を意識した、世界を旅するかのようなすごろくマップでたぴマイル(お金のようなもの)を増やしたりミニゲームをしたり目的地を目指します。
また自己のプレイを有利に運んだり他者の妨害をする「たぴおかーど」の存在により、ゲーム性が格段に上がっています。
自分のサイコロの数を増やしたり出目を操作する分にはまだいいのですが、ブラックたぴおかを押し付けるカードとか3日やすみカードは乱発すると確実に色々なものが壊れるのでご注意を。
プレイヤーキャラ以外にも様々なすみっコ仲間達が助けを求めて来たり助けてくれたりしますので基本は和やかなムードで親しい人達と団欒の時間を過ごせることと思います。
個人的には上記の「すみっコパークへようこそ」より対象年齢が上がっているように感じましたね。
個別レビュー:
そろそろ遠くに旅行したい、平八です。 今夜はすみっコぐらしのメンバーと世界旅行をモチーフにしたすごろくゲーム「すみっコぐらし おへやのすみでたびきぶんすごろく」のレビューです。 本格すごろく型ボードゲーム +ミニ[…]
青い月夜のまほうのコ ゲームであそぼう!映画の世界
2021年12月2日発売。
映画原作としては上記「えほんの世界」に続いて2本目。
ミニゲーム20種類でほぼミニゲームというストロングスタイル。
そのためレビュー内容としては「えほんの世界」とラップする点があるのですが、こちらの方が割と映画の内容に踏み込んでいるため発売が一ヶ月遅れたのでは、と予想しています。
最後の方に開放されるゲームとか結構アレなんで、映画未見の方がもしすみっコぐらし仲間に誘われてプレイする際はくれぐれもご注意下さい。
ミニゲームをプレイしているとああ、あったなこのシーンとしみじみする時と「あった…うーん…ある…か…?」と記憶をたどる時がありますが基本的に仲間と集まってやると楽しいです。
個別レビュー:
すみっコぐらし10周年を目前にそわそわしてます、平八です。 今夜は映画の世界を追体験「映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ ゲームであそぼう映画の世界」のレビューです。 ※本記事は原作映画に対するネタバレを若干含みますので、[…]
みんなでリズムパーティ
2022年11月2日発売。
ミニゲームの中でも、更にリズムゲームに特化した惚れ惚れするほどの思い切りの良さ。
過去のミニゲーム集と異なるのは、操作が大変シンプルなので、より低年齢層や全くゲームをやらない人達でも安心して参加できる点。
なにせジョイコンを振り回すかAボタンさえ押せればゲームになる。
その分生粋のゲーマーには物足りなさを感じる点もあるかと思いますが、熟練者も初心者も横一線で楽しめるパーティーゲームと理解しています。
ただ、操作性はこの上なくシンプルですがタイミングの取り方は相応にシビアなのでそのへんで波乱が巻き起こるかも知れません。
しかしどういう結果に落ち着いても「まあ可愛かったからいいか」で済ませてしまえそうな画面構成ではあります。
個別レビュー:
肌寒い季節の定番となってきた感があります、すみっコぐらしゲーム。 今夜は2022年冬の最新作「すみっコぐらし みんなでリズムパーティ」のレビューです。 [caption id="attachment_2627" al[…]
ツギハギ工場のふしぎなコ ゲームであそぼう!映画の世界
2023年11月16日発売。
3本目の映画原作ゲーム。
ミニゲーム20種類と、これまでの映画原作ものと同等。
これまでと毛色が違うのは、映画の内容の再現度が格段に高いため、普通に最後までプレイするだけで大体の映画の内容が分かってしまうという点。
個人的にはあの工程をあんな丁寧に再現する必要あった?とかって思ってしまった箇所があるのですが、逆にあれほどの再現性があったからこそ映画のレビューを書く時も「おお、そういやこういうイベントあったわ」と確認しながら記すことが出来ましたので、そういう点では大いに助かりました。
まあゲームにまで手を付けようというすみっコぐらしファンならば映画はご覧になっておられるかとは存じますが、未視聴であれば本作のプレイは自己責任でお願いしたい所存。
しかし映画原作系は回を重ねるごとにネタバレの度合いがすごくなっていくな。
個別レビュー:
すみっコぐらしの映画化とゲーム化はもはやワンセット、平八です。 今夜は2023年11月に公開された映画をベースにしたすみっコぐらしゲームの最新作「すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ ゲームであそぼう!映画の世界」のレビューです。[…]
やりこみ派向けゲーム
あつまれ!すみっコタウン
SWITCHゲーム第二弾。
よく分からないチラシに誘われて行ったら町づくりをすることになったというもの。
ミニゲームは8種類で、町を発展させていく途中でプレイできるようになります。
(多分建物を立てたり何かフラグがあるんだと思いますけどあまり気にしてませんでした)
特徴として「購入した建物を自由に配置できる」「町に置かれた施設ですみっコ達が遊んだりする」「町が発展するとすみっコが移住して来る」という要素があり一部は次作「学校生活はじめるんです」にも引き継がれています。
ここまでの記述の通り本作は自分の思うように町を作り、そこにすみっコ達をのびのび住まわせることにウェイトが置かれているためひとりプレイが主になります。
勿論ミニゲームは4人対戦も可能なので皆で楽しむのもアリです。
ただ感触としては「すみっコパーク」よりもミニゲームの難易度上がってる気がするんですよね。
波乗りとか普通にやってたらどうしていいか分からないと思う。
あと、町並みがやたら細かいところまで凝ってるので建物を建てたらズームして作り手の心配りを見届けましょう。
個別レビュー:
げっし〜ずと間違えそうになりました、平八です。 パッケージが何となく似てたんですけど、ソフトを買ったらチラシまで中に入っていました。 [caption id="attachment_116[…]
学校生活はじめるんです
すみっコゲーム第三弾。
気ままに暮らしていた彼らが学生生活に興味を持ち、実際の学校を改築していくゲームです。
「そもそも誰が大元の校舎とか作ったんだ」という疑問は残りつつ。
ミニゲームは8種類で、前作同様学校設備が整ったり生徒達が満足するとミニゲームが解放されていくシステムで結構時間かかります。
ミニゲームで高得点を出すとお金が沢山貰えますので学校の設備を買い足したりすみっコ達に好物をあげてやる気を出させることができます。
教室をどう利用するかはプレイヤー次第なところが有るので教室の配置を考えたり教師役のすみっコを変えてみたり、箱庭的学校生活を楽しむことに主眼が置かれてますね。
そういった意味でこちらもひとりプレイが多くなるかと思います。
学校らしく部活動をモチーフとしたミニゲームも趣向を凝らしているので、まずは学生生活をエンジョイすることから始めてみましょう。
学校経営が順調に行くと入学希望者が押すな押すなと詰めかけてきますのでとてもにぎやかな学園になっていきますよ。
個別レビュー:
学生時代は遠い花火、平八です。 今夜はあのすみっコ達が学園生活を、NINTENDO SWITCH専用ソフト「すみっコぐらし 学校生活はじめるんです」のレビューです。 今度は学園ごっこだ! 「[…]
まとめ
まあどのゲーム選んでもすみっコ可愛いけどね。
それを言ったらこの記事の存在意義がなくなってしまうのですが前述の通りそれぞれゲームに特徴がありますので、それらを踏まえた上でレッツ、すみっコゲーム!!
また、本記事に取り上げたゲームはニンテンドーeショップから体験版がダウンロードできるようなので、気になった方はまずはそちらを試してみてはいかがでしょう。
※探す時は右上にある「さがす」から「すみっコぐらし」とキーワードを入れると見つかります。
検索結果で「ダウンロードソフト」と「パッケージ版」が出た時は「ダウンロードソフト」のボタンを選択し、その後の画面で「体験版ダウンロード」のボタンをクリックして遊んでみましょう。