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すみっコぐらし「みんなでリズムパーティ」プレイレビュー(NINTENDO SWITCH用ソフト)

肌寒い季節の定番となってきた感があります、すみっコぐらしゲーム。
今夜は2022年冬の最新作「すみっコぐらし みんなでリズムパーティ」のレビューです。
スカート姿が板についてます

人を選ぶリズムゲーム

まあ本当にタイトル通り、リズム感を問われるミニゲーム集なので、リズムゲームに適性があるかないかでだいぶ本作に対する評価が変わると思います。

 

ズバリ具体名を出してしまいますが、太鼓の達人とかああいうフィールです。

 

メインメンバーからひとりをチョイスし、すみっコぐらしオリジナル楽曲に合わせてタイミングよくボタンを押していくミニゲームをプレイしつつ高得点を目指し、それによって得られるリズムポイントで新しいミニゲームをゲットしていくという流れになります。

 

そしてそこはすみっコぐらしですので基本的なゲーム性は同じでありながら、手を変え品を変え可愛い彼らを堪能するというのがメインでしょうか。

 

リズムゲーだけで10種類以上(※)のミニゲームを用意したという点は製作者のガッツを褒めるべきなのかも知れません。

 

(※パッケージには18種類、と記載されているのですが、初期画面では14種類しかなさそうなのでこういう表記にしてあります。今後プレイすることで開放されるかも知れない残り4種類の存在が確認できましたら改めて記載します)

本作はAボタンを押せるか、リモコンを振れればプレイできるので、さほど難しい操作を要求されませんが、あえて言うならプレイ前のレクチャーは受講推奨です。

 

これはチュートリアル

 

繰り返しになりますがやってることは同じでもタイミングの取り方やルールが工夫されてるのでどこでどうボタンを押す(リモコンを振る)のが正解なのかはレクチャーで学ぶしかないのです。

 

たとえばきゅうり?を割るゲームでは異様に固いスイカの割り方が分からなくて初見でどうにもならなかったという苦い経験があります(正解:4回テンポよくアタックする)

 

あと、レクチャー画面ではAボタンマークがラインを通過する時に押す、という親切なガイドがある(太鼓の達人とかでよくあるやつ)のですが本番はそういうの取っ払われてるのでガイドラインを見ずにテンポを覚えることもやっておかないと悲惨な点数を獲得してしまいますのでご用心を。

 

それと本作は完全にオートセーブのようで、終了する時も何も聞かれなかったので不安になりましたが再起動しても開放した分のミニゲームやリズムポイントはそのままでしたのでご安心下さい。

 

設定見ても音量とかの項目だけでセーブに関してはなかったんですよね。

今まで以上にパーティー感強め

友人や家族大勢で集まって、食事や飲み物をちょっと頂いていい感じになってきた頃に手を伸ばすゲーム、と言ったところでしょうか。

 

ひとりで「よーし1時間ぐらいやるか」と気負うタイプのゲームではない気がします。

 

くどいようですがこれは私にリズムゲームの適性がないから、ということが大きく影響してるとは思いますので、友達のいないオッサンの個人的感想程度に聞いて頂ければ幸いです。

 

本作は携帯向けのコントローラーボタン操作とリモコン振って体感する操作があるのですが、どっちにしても中年男性がひとりでプレイしていると人生について考えるようになります。

 

とてもじゃないがそれは愉快なゲームプレイ中の心境ではない。

 

リズムに合わせてスイカやメロンを割っている最中は何かが目覚めそうになりました。

 

しかしそれはソロプレイの弊害かと思われますので、小さいお子さんや仲間達とプレイする際はリモコン振るタイプの操作をおススメします。

 

ボタンポチポチよりも腕をシャカシャカする方が絶対楽しいし、いい感じの疲労感が出て夜はよく眠れるはずです。

 

ところで私が今のところ気に入ったゲームはこちら、リズムに合わせて友人の背中を流すゲーム
もう超カワイイ
手伝ってるんだか邪魔してるんだか分からないえびふらいのしっぽが良くないですか?
リズムにノってるすみっコ達を表現しようとしたのか、本作はプレイ中やけにカクカク動くところが気になったのですが、彼らの可愛さは十分に堪能できます。

ゲームの開放はゆっくりやります

上の方で話しました、プレイ内容によって付与されるリズムポイントを使って新たなゲームを開放するのですが、1000ポイント必要になります。
高難易度で高得点を取得すれば一気にポイントが貯まると思われますが、なにぶん「ふつう」にも苦戦するありさま。
年末の人が集まる頃までに仕上げられればそれでいいかな、って。
どう考えても休日を利用して一気にプレイ、ってタイプのゲームではありません。

平日社会で仕事をこなし、家事を全て終えた夜中にしっとりとボタンを連打するのが中年すみっコぐらしゲーマーのあり方ではないかと思います。

 

本作を含めてswitch向けすみっコぐらしゲームは7本になるわけですが、方向性としてはパーティー用に舵を切った感があります。
年一でミニゲームを考えるスタッフさんのご苦労が偲ばれますが、なんかそろそろガラッと新基軸が見たいところだとプレイヤーとしては感じましたね。
本作以外のswitch用すみっコぐらしゲームの傾向を知りたい方はこちらをどうぞ。
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