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すみっコぐらし「おへやのすみでたびきぶんすごろく」プレイ感想(NINTENDO SWITCH用ソフト)

そろそろ遠くに旅行したい、平八です。

今夜はすみっコぐらしのメンバーと世界旅行をモチーフにしたすごろくゲーム「すみっコぐらし おへやのすみでたびきぶんすごろく」のレビューです。

 

本格すごろく型ボードゲーム +ミニゲーム

 

まずスタッフさんにお聞きしたいんですけど何で最初からこの形式で出さなかったの?

 

3年ほど前に出した第一弾「すみっコパークへようこそ」もすごろくっぽい外見だけどひとりがサイコロ振ったら全員ゾロゾロついてくる不思議仕様で「そうか、これは争わずにみんな仲良くゲームしなさいよというメッセージだな」と深読みした私がピエロじゃないですか。

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まあオッサンが道化になったところで世間様には痛くも痒くもないと思いますが。

閑話休題。

本作はとかげ(本物)から受け取った旅の土産を抱えて眠るうちに不思議な世界に迷い込んだすみっコ達のすごろく合戦です。

ほこりが指し示す目的地に誰よりも早く辿り着くためにサイコロを振り、止まったマス目によりたぴマイル(お金のようなもの)が増減し、すみっコ仲間とのイベントが発生し、ミニゲームをしたりカードを買ったりします。

 

本作でもやはり彼はキーパーソン

そして決まった日程(ターン)が終了した時にたぴマイルを一番多く所有していたプレイヤーが優勝。

ファーストクラスで凱旋します。

あえて画像は貼りませんが格差がめっちゃ面白かったです。

ここまでお読み頂いただけでも過去作と比較してかなりゲーム性がアップしていると印象を抱かれたことと思いますが、本作の駆け引きをより高いステージに引き上げる「たぴおかーど」システムが存在します。

「は?」という声が聞こえて来そうですが「たぴおかーど」は「かいもの」マスでたぴマイルにより購入する、またはすみっコ仲間から譲り受けるなどして手に入れて下さい。

 

品ぞろえは店舗によりランダム

 

「たぴおかーど」はいずれも強力で、サイコロを複数振れるカード、対戦相手を休ませるカード、プレイヤーを自分のところに集める、散り散りにするカード、456しか出ないサイコロを振れるカード…地下チンチロだこれ。

 

一見普通のサイコロ…しかしシゴロしか出ない…(ざわっ…)

なお、決まった出目しか出ないサイコロを振るカードなどもありこんなに可愛いすみっコぐらしの世界観に賭博破戒録を持ち込もうとしているスタッフがおられるようですね。

それはそうとこれらのカードを用いることでプレイヤー同士の競争が激化し、これまでのすみっコゲームになかった緊張感が漂うこと請け合いです。

またとある条件を満たすとコンシェルジュとしてブラックたぴおかが登場しスペシャルなおもてなしとして頼んでもいない豪華な食事を用意して懐からチップを抜き取ったり参加費の高いミニゲームにチャレンジさせられたりします。

 

争いを加速させる存在

まあ要は…アレですよ。

桃鉄とかでよくある勝手に物件買って来たり手持ちのカードを売るアレ。

貧乏がブラックたぴおかは運が良ければ結構な富をもたらしてくれる存在のようですが大抵は不利な展開になりそうです。

私がプレイした時はたぴマイルが地味に減り続けたため結構キツかったです。

よそに行って欲しい場合は別のプレイヤーになすり付けたりたぴおかーどで移動させたりしますがやりすぎたら険悪なムードになるかも知れませんね。

 

迷子を保護しているようにも見えますが危険なOMOTENASHIです

このあたりはすみっコぐらしキャラの愛らしさでカバーできるでしょうか。

本作も基本はオートセーブに対応しており、クリアしたマップの保存などは自動で行われます。

こちらは「せってい」から変更可能ですが、特に何もなければ変える必要はないかと。

そしてひとりプレイの時のみ途中で中断、再開することが出来ます。

 

ゲームの「ちゅうだん」が出来るのはひとり遊びの時のみ

みんなで遊ぶ時はゲームの途中で中断は出来ないようですのでご注意を。

あとローカル通信の対戦にも対応しているようなのですが、私には一緒に遊んでくれる友達がいませんので確認が出来ませんでした。

おそらくはswitchを持ち寄って遊ぶ際に使用するシステムかと思われますので恐縮ですが各自でご確認をお願いします。

 

本作も健在シンプルミニゲーム

 

ミニゲームのマスに止ると全員参加で発生

 

ミニゲームは総数30種類。

5種類のすごろくマップを巡る途中で公開され、すごろくマップをクリアすることでミニゲーム単独でもプレイ出来るようになります。

またすごろく中はその順位によってたぴマイルの貰える額が異なるので頑張らなくてはなりません。

 

楽しそうに見えますが本人達は真剣です

今のところそれほど難易度の高いゲームはありませんので今まで通りゲームを普段やらない友人親族を誘って遊んでも問題ないでしょう。

 

本記事を読んで気になった方はニンテンドーeショップから本作の体験版がダウンロードできるようなので、まずはそちらを試してみてはいかがでしょう。

 

任天堂ホームページ

体験版が遊べるソフトをご案内します。…

※探す時は画面右上にある「さがす」から「すみっコぐらし」「たびきぶん」などのキーワードを入れると見つかります。
検索結果で「ダウンロードソフト」と「パッケージ版」が出た時は「ダウンロードソフト」のボタンを選択し、その後の画面で「体験版ダウンロード」のボタンをクリックして遊んでみましょう。

 

お手軽おきがえモード

 

ゲーム性がアップしたことは前項でお伝えしましたが、すみっコゲームを検討するということはやはりすみっコ達の可愛さにもご期待のことと思います。

本作ではその部分を担当するのは「きがえ」マスに止まると発生するコスチュームルーレット。

 

右のルーレットをボタンで止めて着せ替えします

これまでのすみっコゲームの定番として稼いだポイントを消費してコスチュームをゲットしてましたが今回は無償で着替えられます。

ただしコスチュームを変更できるのはそのゲーム中のみで次のステージに移るとノーマルに戻ります。

またコスチューム変更による実用性は特にありませんがプレイヤーのテンションが上がるという意味では積極的に「きがえ」マスを狙うのも良いでしょう。

 

なんかちょっとオジサンっぽい色遣いになりますよねとんかつなりきりセット

 

 

 

おうちでいい旅夢気分

 

 

強いストレスを感じていると思われるねこ

 

本作は昨今の社会情勢を強く意識していると思われます。

外出は自粛せねばならず、この年末は家で過ごすことも多くなるでしょう。

そんな中、少しでもあちこちを旅して回る擬似体験をしてもらいたいという作り手の意思を感じますね。

まあ何度か言及していますように本作はゲーム的な駆け引きが強まっていますので、ヒートアップしすぎると友情や愛情にヒビを入れてしまう恐れがありますのでほどほどに楽しまれることを願ってやみません。

15日のプレイ日程で3日間休みとか泣きたくなりましたからね。

 

これやられた時は鬼だと思った

あと、ゲーム終了時の結果発表で授与される各賞のウェイトが大きくランダムなため色々アクションを起こすのも勝利には必要となります。

 

正直今までのプレイは何だったんだと思うくらい割とたぴマイルが貰えたりしましたので運要素も強いですね。

 

本作以外のswitch用すみっコぐらしゲームの傾向を知りたい方はこちらをどうぞ。

 

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