まあまあすみっコぐらしファン、平八です。
本日はNINTENDO SWITCH用ゲーム「すみっコぐらし すみっコパークへようこそ」のレビューです。
まあまあと言いつつも展示会とかあると顔を出してるので、結構好きの領域に入りつつあります。
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推しすみっコはとんかつです、平八です。 国立のPAPER WALL CAFEですみっコぐらしとコラボブックカフェをやっていると聞き、行って参りました。 ※期間限定につき、現在は終了しています。 &n[…]
すごろく(?)+ミニゲーム+コーデが基本形
プレイ時間:約7時間(2018年1月11日現在)
プレイスタイル:基本ソロ + パーティプレイ
以上の条件下でのレビューになります。
そもそも多人数でキャアキャア言いながら楽しむために作られているようなので、何故ソロプレイでレビューをしようとしているのかという疑問もあるかと思います。
一緒に遊んでくれる友人がいないのでご容赦下さい。
姪が遊んでくれたらその時多人数プレイレビューを追加します。
※2018年1月11日、パーティプレイレビューを追加しました。
さて、本ゲームの構成ですが、すみっコパークに召喚されたすみっコぐらしメインの5人の中からプレイヤーキャラを選択してすごろくのようなものをしつつミニゲームに興じ、すみっコイン(うまいですね)を集めていく形になります。
何故すごろくのようなもの、というもって回った表現をするかと言うと、ターン制でひとりずつサイコロを振る形式なのですが、サイコロを振ってひとりが動くと他のキャラもゾロゾロついてくるからです。
最初は我が目を疑いました。
サイコロの意味ねえじゃん、と。
しかし改めて考え直すと、これはすみっコパークという謎のテーマパークが争うことを禁じているのかも知れないと思い至ります。
振り返れば世界は争いで満ちています。
様々な競争に人の心は疲弊しています。
ともすれば荒みがちな人々に、せめてひと時でも戦いを忘れて欲しいという開発者の意志の表れなのかも知れません。
まあ色々ゴタクを述べましたけど、その結果すごろくの持つゲーム性は失われてすみっコを散歩させながらミニゲームをするのが本質になっています。
※もっとも完全にサイコロに意味がないわけではなく、ゴールした時の賞に関係したりするので必要は必要です。
一応止まったマスによってコインが増減したりしますが運要素が強すぎて確実に稼ぐにはミニゲームで勝つことが肝要になります。
しかし、時々富の再分配が行われるので注意しましょう。
ユルいミニゲームをユルく楽しもう
もうユッルユル。
裏を返せばゲームが苦手な人でもすんなり入っていける作りになっています。
普段ゲームに親しんでいないお爺ちゃんお婆ちゃんも孫と横一線で楽しめるわけです。
(コントローラーの振り方の強弱で調整するとかコツがいるのもありますけど)
対人になれば駆け引きもアツくなったりするのか、とも思いますがそもそもそんな類の絵面じゃないです。
例えばですけど長方形の四隅に穴が空いてるフィールド上ですみっコ達が一つの球を穴に蹴り込むってミニゲームがあります。
最初は球を穴に蹴り込んだキャラだけがポイント貰えるのかなと思ってたら、何と蹴り込んだ瞬間球に接触していたキャラ全員にポイントプレゼント。
どういうことだよ。
他者に差をつけるには球をキープし続けて周りに触らせないように一人で球を押し込むのが有効ですが、なかなかそういう体勢には持ち込めないしこちらとしても他者が蹴り込む際にとにかく球にさえ触ってればいいので素人のサッカーみたいにボールに全員集合してわちゃわちゃします。
笑ったのが凍えそうな外を走っている列車の上ですみっコ達がカイロを抱えていて、プレーヤーがコントローラーを上下に振ってカイロを発熱させるミニゲーム。
振り具合が弱いとすみっコが凍結してしまうので一生懸命振らないといけません。
これは大勢でやると盛り上がります。
私はひとりだったので途中から辛くなりましたが。
上下にシャカシャカやりながら「オレの人生これでいいんだろうか」と心は急速に醒めていきました。
他にもなんかマリオカートみたいな奴とかコントローラーを傾けて湯もみをし、程よい温度でたぴおかをもてなすとか結構バリエーションに富んでます。
余談ですが私は湯もみがヘタクソで危うくたぴおかを煮殺すところでした。
まだ法則をつかみ切れていませんが、ステージごとにミニゲームが違うように見えます。
本記事を読んで気になった方はニンテンドーeショップから本作の体験版がダウンロードできるようなので、まずはそちらを試してみてはいかがでしょう。
※探す時は右上にある「さがす」から「すみっコタウン」などのキーワードを入れると見つかります。
検索結果で「ダウンロードソフト」と「パッケージ版」が出た時は「ダウンロードソフト」のボタンを選択し、その後の画面で「体験版ダウンロード」のボタンをクリックして遊んでみましょう。
キャラの再現性はなかなかのもの
割とすごいと思ったのはゲームの最中ヌルヌル動くすみっコ達。
おそらくここにswitchのスペック大半を費やしていると思われます。
ゲームに勝利し得たすみっコインで家具や衣類を購入して家に配置すると彼らが生活するのをただ見守るモードも楽しくなってきます。
ノーマル視点だと分かりづらいこともあるので視点変更を駆使してベストショットを探してみてはいかがでしょうか。
あと、しばらく遊んでるとすみっコの仲間達が遊びに来て、そのまま居ついたりします。
まだ遊び始めて時間が浅いのですが、「ルーレットで増築キットを手に入れるといいよ」とかそんな感じの有難いアドバイスが貰えたのでもう少し頑張ってみます。
(2017年12月20日追記)
増築キットを手に入れ、部屋を増やしました!
今まで以上にワチャワチャしてます。
(2018年10月6日追記)
NINTENDO SWITCH用ソフト第二弾「すみっコぐらし あつまれ!すみっコタウン」を購入、レビュー記事を書きました。
こちらもあわせてご覧下さい。
げっし〜ずと間違えそうになりました、平八です。 パッケージが何となく似てたんですけど、ソフトを買ったらチラシまで中に入っていました。 [caption id="attachment_116[…]
(追記)ねんがんのパーティプレイをやったよ!
年末に親戚の集まりでやったのですが
やっぱこのゲーム独りでやるもんじゃないわ。
なんかもうすごく楽しかったもの。
で、案の定盛り上がったのがしゃかしゃかカイロゲームね。
甥っ子が楽しすぎて呼吸困難になりかけたくらい。
そんなに楽しんでもらえるとこっちも買った甲斐があったと思わず笑みが漏れます。
あと意外だったのはオプション画面にひっそり配置されてる、自分と相性のいいすみっコキャラを相性診断(自薦、他薦ルートあり)で見出すというおまけゲームが結構ウケたこと。
ソロでやってた時はやろうとも思わなかったのですが、何人かでワイワイやる分にはこういうのも楽しいと思いました。
あと、すごろく画面でサイコロを振ったら全員付いてくるところにはその場の皆ツッコんでました。
やっぱりアレおかしいよな。
争いを求める心を捨てよ
繰り返しになりますが、本ゲームはまなじりを吊り上げて他人と競い合うタイプのゲームではありません。
愉快な丸々ボディのすみっコを操作しボインボインぶつかり合ったり散歩させてるうちにお金が貯まったら家具と衣類を購入して生活を充実させていく和み系ゲームです。
最初の頃は「すごろくですらねえじゃん…」と気が滅入っていた私も画面の中でぷるぷると動き回るすみっコ達を見ているうちに「まあこれはこれで…」と心のトゲが取れていくのを実感しました。
そこに面白さを感じ取れるかどうかが、このゲームの購入の決め手になると思います。
まあプレイ動画を見るか実際に体験版などをプレイしてからの購入をおすすめしますね。
SWITCHからのすみっコゲームプレイヤーです、平八です。 2023年11月現在NINTENDO SWITCH用すみっコぐらしソフトは8作出ています。 どのパッケージも非常にかわいく「すみっコぐらしに興味はあるけど一体どれを買え[…]
2019年現在4つあるゲームの中からどれを選ぶか迷った時に参考になれば。