サメフェス2018お疲れ様でした、平八です。
※サメフェス2018…ムービープラスにおいて7月28日~29日にわたって公開されたサメ映画24時間ぶっ通しプログラム。
私は深夜帯の多頭鮫一挙放送は録画に頼ってしまい、まだ観てませんがムービープラスさんもイキなことをしてくれますね。
しかも何作かは前日のリピート放送で「あ、ここは休憩にあてていいかな」と思わせる優しい作り。
視聴者への負担も考慮したプログラムだったと感心しております。
本記事はシャークネード4(原題「Sharknado:The 4th Awakens」 2016年アメリカ公開)のレビューですが、都合により2018年8月1日現在私が観たシャークネードは2→5→4と順不同ですので若干感想が前後している点があることをご了承願います。
※本記事はネタバレを含みますので、ご理解の上読み進めて下さい。
スターウォーズのOPを堂々とパクる
というか喩えは古いですけど「裸の銃を持つ男」や「ホットショット」と同じカテゴリーだったの? と今更ながらに思わされました。
もしかしてもっと細かくパロってるネタとかあるのかも知れませんけど注意力散漫にして気づきませんでした。
まあ…さすがにヒロインのエイプリルがライトセーバーを左腕から出して「フォースと共にホニャホニャ」言い出したところは気付きましたが。
このシリーズ、サメの嵐に人類が立ち向かうというそもそも出発点からして意味が分からないんですけどセリフ回しや見栄の切り方は結構光るものがあるなと思ってたんですよね。
その辺、私が知らないだけで他作品のパロディだったらちょっと恥ずかしいなとこっそり思ってます。
本作でも「テキサスらしくチェーンソーでぶった切る」というテキサス激おこ名台詞が私のツボだったんですが、これも何かのパロディなんでしょうか。
まあ気にしすぎても仕方ないことではあるんですがね。
この作品同様。
竜巻が進化しすぎて訳が分からない
先にお断りしたようにシャークネードの「1」と「3」は未見ですのでアイデアの再利用かどうかは分かりません。
しかし竜巻が他の要素を巻き込んで進化するというのは腹を抱えて笑いました。
サメの竜巻ってだけでも意味が分からないのにシャークサンドネード、オイルネード、ファイアネード、ライトニングネード、溶岩ネードと属性付与されていく様は圧巻です。
牛ネードとかそれただ食料補充しただけじゃねーか、ツッコミたくもなりますが、そんな通りいっぺんのことしか言えないようではアサイラムでは鼻で笑われるでしょう。
脳から出て来たアイデアを無加工で出せる勇気が求められている気がする。
で、最終的に最強最悪のヌークリアネードすなわち核ネードに発展しますが、彼らは核をなんだと思っているんでしょうか。
テンポの良さと悪さの緩急
これまでなんども襲われたせいか、主人公にしてシャークネード対策のプロであるフィン以外の一般人も割とサメに対応出来てます。
まあなすすべもなく喰われる人もいっぱいいますけど。
「来るなら来てみろサメ野郎!!」的なノリでワンパン撃退するところはテンポ良くてスカッとします。
それとは真逆に「なんでそんなシーンじっくりやるの…?」と疑問に思うところもありまして、例えばシャークネード対策で名を馳せたアストロX社の社長(でいいのかな?)がナイアガラの滝に向かってムササビで降下するシーン。
合成丸出しなのになんでそんなに長々と見せるのか。
尺を稼ぐなら「ラスベガスのストリッパーは強い」シーンをもうちょっと長めにとっても良かったんじゃないかと個人的には思います。
女優が美形
「ずっと付いて来てるけど結局この人誰なんだろう…」なセクシー衣装の女性や、フィンの娘であるクラウディアなど結構目の保養になりました。
そのクラウディアがいきなり丸呑みにされた時はコントみたいでビックリしました。
エイプリルは…なんであんな扱いなんでしょうか。
「2」では左腕を切り落とされて、チェーンソーを腕に内蔵するようになりましたけど本作では生命維持のために半ば機械化されており、左腕に各種武装が追加されているほか空も飛べます。
「3」で何があったんだこれ。
猛烈に気になりますが、サメフェス2018では放送してくれなかったので未見の「3」が気になって仕方ありません。
まあ11月にホットな爆弾が控えてるので、時期が近づくと一挙放送してくれそうな気もしています。
24時間サメフェス観てたら11月に「シャークネード4DX」上映というホットなニュースが。
その時の煽り文句の「これがラストサメライ」という掛かってるんだか掛かってないんだか分からない腰が抜けそうなキャッチコピーが気に入ったので、多分観に行くと思います。— 平八@ホッテストサマー (@Flury40016833) 2018年7月29日
2018年11月7日追記:ホットな爆弾、観に行ってきました。
まとめ
客の期待に応えるのも大変だ。
サメ映画では異例の5作目(2018年7月現在)まで製作されるほどの人気コンテンツ。
もっとサメを!!もっと竜巻を!!
という視聴者の熱い想いを裏切れなくてこんなことになったんだと私見ながら思っています。
次作のスケールの大きさを考えると行くとこまで行った感もありますね。