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サメ映画新機軸「アイス・ジョーズ」レビュー

  • 2017年11月12日
  • 2018年1月19日
  • 映画

最初に言っとくけどこれカテゴリーはホラーだから。平八です。

 

ケーブルテレビで何故か近い時期に前から気になってた映画が二本放映されたので、ワクワクが止まらず録画してしまいました。

 

ちなみに両方ともサメ映画です。

 

なんなのそれ、サメのウェーブが来てるの?

 

もう一本はシャークネード2なので近々レビューしますが今夜は純白のゲレンデを真紅に染める、「アイス・ジョーズ」です。

 

原題はAvalanche Sharks、2013年カナダ製作。

 

直訳すれば雪崩鮫とでも言うのでしょうか。

 

ちなみにAmazonのあらすじではスノーシャークとも呼ばれており、こっちだったら白雪鮫だったなとかとりとめもないことを考えました。

 

以下、映画の内容ネタバレを含みますのでご注意下さい。

 

チャレンジ精神は買い

 

(あらすじ)

 

春も近い平和なゲレンデでウィンタースポーツに興じる人々を突如恐怖に陥れるサメの群れに立ち向かう主人公達の物語。

 

誰だこれ考えた奴。

 

いや、確かにもはや海辺でサメに襲われるなど当たり前すぎて目の肥えた観客には意外性がない、のひと言で切り捨てられてしまうでしょう。

 

むしろ彼らをここまで追い詰めてしまった我々にも問題があるのかも知れません。

 

とは言え雪なんてそんな数十メートルも積もるわけないんだからそこんところどうすんのよと期せずして物語に引き込まれるのですが、そこは抜かりありません。

 

なんと本作のサメは遥か昔土地を追われた人々の怨念が形をなしたものなので実体がなく、水深がなくても普通に泳いでくるのです。

 

なんか嘘をついたらそれを繕うために次の嘘をつくのに似てますね。

 

実体がないからこちらの攻撃は全く通用しないけど、向こうの顎は必殺武器で人間をバズバズ喰っていくひどい仕様です。

 

雪原から背ビレだけ出して迫ってくる視覚的なアイデアは面白かったです。

 

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