5周年すみっコぐらし展・おっさんから見たその世界

すみっコぐらしを身につけて紳士がお出ましとなりゃナオンがわんさと寄ってくる、そんな夢を見ました。

 

私自身はそこまで詳しいというわけではないのですが、姪が大ハマりしているキャラクターで、このたび発足から5周年を迎えたとのことで「まあ姪との話のタネになればいいかな」くらいの軽い気持ちで行って参りましたすみっコぐらし展。

 

しかし、その見通しの甘さは到着早々打ち砕かれることになるのです。

 

(追記:すみっコぐらし展開催期間は2017年7月20日~8月2日で、現在は終了しています)

 

会場に行くとものすごい熱気

 

入場チケット

 

割かし早い時間に言ったつもりだったのですが、フロアに着くなり「えっ」と目を丸くしました。フロアにぐるっととぐろを巻く人、人、人。

 

前の方で聞こえるスタッフさんの「入場制限の可能性アリ」アナウンス。ヤバい、これはマジでヤバい。

 

年甲斐もなく若者言葉が脳内を駆け巡りました。

 

軽い気持ちで来ただけなのに入れないかも知れない。

 

いやむしろガチなファンには迷惑かも知れない。

 

いろんな気持ちが渦巻きながら20分ほど並んでようやく入れました。

 

その間列に並ぶ人達を観察していると姪と同じくらいの年頃の少女達とそのご両親という組み合わせがやはり多く、次いで若い女性、カップルという感じですが年齢層も幅広く、意外とお年を召した方々同士でも連れ立って訪れている様子が見られました。

 

最初はそれこそちょっとした出来心でしたが、そこに集ったファンの方々の熱気にあてられて私も気持ちが盛り上がってきました。

 

※この時点でそれぞれのキャラの区別すらついていません。

 

めくるめくすみっコの世界

 

まずは5周年特製大型ぬいぐるみのお出迎えを受け、バックに書いてある各種キャラ設定を読みます。

 

 

マントを羽織った各キャラぬいぐるみと設定

 

 

この段階でメインキャラは5人であること、しろくまとねこが自分の中でごっちゃになっていたことを知りました。

 

よく見たら全然違うのですが、いわば「角が生えてるロボットは全部ガンダム」現象でしょう。

 

ちなみに私はメインキャラの中ではぺんぎん?のミステリアスな設定が気に入りました。

 

自分に自信がなくて自分探しをしに行くという四コマがよく出来ていました。

 

自分探し四コマ

 

あととんかつという生物でもないのにファミリーに溶け込んでいるキャラが好きです。

 

構成物質は脂肪99パーセントと本体もかなりラジカルです。

 

それ以外にもサブキャラとしてえびふらいのしっぽというもうなんだかよく分からないのがいるのですがデザイン的にはこれが一番好みかも知れません。(アイキャッチに居ます)

 

とんかつの親友というのもポイント高いですね。

 

しばらくすみっコぐらしを眺めながら思ったのですが、書き文字の可愛さも相まってずっと見ていると心が丸くなっていくような気がしてきます。

 

 

楽しそう

 

 

「ああ…ここがおちつく」と部屋の隅でくつろぐ彼らを見ていると電車などでもつい端っこに座ってしまったり部屋の中央を大きく使うと落ち着かない日本人的な感覚にマッチするキャラなのかも知れないと勝手に思ったりします。

 

あと、いいなと思ったのはすみっコぐらし展には撮影禁止コーナーがあるのですが、私の見ている限りではほとんどの人はそれをちゃんと守ってましたね。

 

小さい女の子が「しゃしんとって、しゃしん…あ、だめだって」と親御さんに言っていたのはこちらの心も温まりました。

 

物販店も戦場

 

一通り展示物を堪能したので当初の目的である物販を漁ろうと売り場に移動したところ、こちらもギッチギチになっていました。

 

 

冷静に考えればさっき並んでいた人達が展示物を見終わった後ここにとどまっているのですからそりゃそうかと思いつつ、陳列棚を撮影して何が欲しいか写真を送ってリクエストを聞きながら商品をかごに入れていきました。

 

何しろ通路も狭いのでこのお買い物タイムで何回「すいません、通ります」と言ったか知れないくらい言いました。

 

 

イベント限定品。

 

定番の文房具、ぬいぐるみ、キーホルダー、変わったところで料理本などアイテムが多すぎてこれ本気で集めてる方は大変だろうなと思っていると「今回はショップ限定品だけにしようね」と作戦を練っている声も聞こえて微笑ましくなりました。

 

品定めが終わった後はまた入場の時くらいの行列に並ぶことになったのですが、その時に並んでいた女性がとても印象的でした。

 

大事そうにクリアファイルを抱え絵を幸せそうに眺める姿にちょっとした感動を覚えました。

 

このキャラクターは人をそういう表情にさせるほどの力を持っているのだと。

 

とても優しい表情をしていました

 

まぼろしのすみっコぐらしをリライト(撮影禁止につき)

 

 

撮影禁止とされていたコーナーですが、すみっコぐらしの出来るまで、のスケッチブック展示とラフカット、そして幻のすみっコぐらしキャラ達の展示でした。

 

流石に全部は覚えきれなかったのですが、記憶の限り描いてみました。

幻のすみっコうろ覚え描き
かなり記憶に頼ってるのでカラーリング適当です。塔とか

 

温泉たまごの口に見える部分は口というよりはひび割れだそうです。

 

それぞれの設定なのですが、よくよく読んでみると「舞台が変わったからこのキャラを通せなくなった」とか、幻というか要は没デザイン

 

まだまだすみっコぐらしワールドが広がっていけば出番があるかもしれませんね。

 

まとめ

 

何故すみっコぐらしがここまで愛されるのか。

 

私の思うところですが、やっぱり見てるだけで癒されるというのが一番大きな理由だと思います。

 

おっとりしたキャラといい感じにおっとりした文字。

 

 

電車内のあるある

 

 

この二つが程よく組み合わさって独特の世界観を構築しています。

 

まだこの世界に触れていない方も、一度公式サイトに行って十分ほど眺めてみて下さい。

 

すみっコぐらし公式サイト

 

気がついたらいつの間にかハマっているかも知れませんよ。

 

それでも生き物の中にとんかつが混じってるという世界観にはまだ馴れないかも。

 

また逢う日まで
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