可愛い系バイオレンスギャグマンガ「藤井おでこげきじょー」レビュー




ギャグマンガ大好き、平八です。

 

今夜は藤井おでこ先生作「藤井おでこげきじょー」のレビューです。

 

 

ページをめくるワクワク感

 

 

本作はオムニバス形式のギャグマンガ集で、作品同士の繋がりは特にないためどこからでも読めます。

 

 

一見して可愛い絵柄でえげつないネタをかましてくるところが大きな特徴です。

 

 

結構バイオレンスな面もあるので、そこが許容できるならテンポのいいギャグを存分に楽しむことが出来ます。

 

 

私は特に、ページをめくる時に「次はどんな絵とネタが出て来るんだろう」と期待させてくれるところが好きですね。

 

 

予想外のネタが来た時に不意を突かれて笑うのもありますし「あ、これ次こうなるな」というのが分かっていても面白かった。

 

 

本作だけで天丼ネタが3話ほど収録されてるんですが、それぞれに巧いことツボを突かれました。

 

 

「あんかけばあちゃんの知恵袋」とか途中でネタが見えてしまうのに絵面が面白いのがズルい。

 

 

そんな顔されたら笑うしかないし、それが一体何の解決になるんだ、どうするつもりなんだ婆さんと不安感をかきたてられる。

 

 

そんで最終的に読者は婆さんの縁者とシンクロします。

 

 

本作はショートショート形式なので基本最後は投げっぱなしが多いのですけど「この後どうするの?」と気にかけさせられてる時点で藤井先生の術中にハマっている気がしますね。

 

 

「君の名は」まだ観てないけど…

 

 

 

私が一番好きな話は「女学生・芹奈と怪獣・モヒカドンの中身が入れ替わる」というコンセプトが完全にアレの後追いなエピソードですね。

 

 

怪獣あるあるを盛り込みつつ、ラストに渾身のパロディを持ってくる展開が秀逸でした。

 

 

あと

 

「悪さすんなよ」

 

「手ェふるな!!仲よしか!!」

「藤井おでこげきじょー1」81Pより

 

のくだりが最高にウケた。

 

 

コマとしては小さいので見逃してしまいそうですけど見た目ゴリッゴリの怪獣なのに乙女の仕草をするところに心惹かれました。

 

 

あとこのエピソードもいい意味で投げっぱなしなので女学生元に戻りません。

 

 

それどころかおまけページで今の自分のボディで出来ることを実行したり、何だこのイカれた世界はと感じることでしょう。

 

 

でもクレープ屋に大人しく並んでるところが可愛いので「まあいいか」って思うんですけどね。

 

 

と言うか中身怪獣の女学生をこのまま放置するのかってとこも非常に気になる。

 

 

あの担任っぽい先生、ずっと放置しそうじゃない?

 

 

ギャグマンガの波長

 

 

 

これは私の持論ですが、漫画の中でもギャグマンガは本当に合う、合わないがはっきりしていると思います。

 

 

ほんのちょっとズレただけでも受け付けなくなることがある。

 

 

昔私に「激烈バカ」を勧めてくれた友人が「俺ボボボーボ・ボーボボは意味分かんねえんだよ…」と哀しそうな顔をしたように、人と人が分かり合うことは難しいのです。

 

 

ゆえに、こちらのサイト「笑うメディア クレイジー」(なんちゅう名前だ)で藤井先生の別作品「幼女社長」が無料で読めますので、まずはこちらを読んでみて藤井おでこワールドが肌に合うか合わないかを確かめてからの購入を推奨します。

 

 

外部リンク:

 

幼女社長

 

 

こちらも単話4ページでサクサク読めるのでスキマ時間に読み進めるのにオススメです。

 

 

純然たるギャグマンガなのでいやらしい展開にはなりませんからご安心下さい。

 

 

 

 

まとめ

 

 

あとがきが清々しすぎて、吹く。

 

ちょっぴりダークな話がありつつも基本みんな可愛いのであまり深刻になりません。

 

お嬢様2回死んでるけど。

 

本作が初単行本とのことなので、これからのご活躍に期待したいところです。

 

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