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悪意なくガセネタの拡散源にならないよう気をつけたい話

SNS初心者、平八です。

昨日の晩、あまりよろしくない誤情報の発信源になってしまった体験談から私のような「ぼちぼちツイッターに慣れてきてハシャギたい時期」に入ったご同輩に向けて気をつけたいことをお話しします。

いわゆる勘違い

昨日の夜、何気なくテレビを観ていると突然画面が切り替わり、「北朝鮮からミサイル発射」の報が。

ビビりました。

太陽フレアも収まったこのタイミングで。

完全に虚を突かれたと思いました。

いや、別に私が国防担当しているわけではありませんが。

大体今までは早朝が多かったので夜打ちまでやるとは思わなかったのです。

警報によると範囲は北海道から北関東まで。

結構広範囲です。

やりやがったなと思いましたが、かと言って既に家にいましたので特にこれ以上出来ることは何もなく、じっと続報を待ちます。

テレビは続報などは特に出さず、同じことを繰り返しています。

焦れた私はついツイッターに「ミサイル発射ですってよ」と呟きました。

タイムラインを見てると平和な呟きが流れています。

何と呑気な。

私の心はざわつきました。

また北朝鮮からミサイルが放たれたのですぞ?

夕食の写真をアップしてる場合ではありませんぞ?

私もアップアップして、今度は警戒区域を呟きます。

しかし、タイムラインは平和そのものです。

ひとまず私はツイッターを放っておいてテレビに戻りました。

テレビは先ほどと同じ画面で情報を繰り返しているだけです。

他のチャンネルはどうだ? とチャンネルを変えると、不思議なことにどのチャンネルも平常運行です。

まるで何事もないかのように。

ここに来て私はおかしいと思いました。

いくら何でも静かすぎる。

さっきの放送局は番組を止めてまで警報を流したのに。

…さっきの、番組?

………

あっ!!

ここに至り気づきました。

私が警報画面を見るまで視聴していたのは録画番組だったことに。

言い訳をするならば

私が見ていたのは8月29日午前6時から放送していた「旅するスペイン語」という番組の録画で、本当にたまたまそれを観ようと思ったのが18時の夕食時でした。

なので画面の端に警報発令時刻が出ていても偶然時間もそれっぽく合ってたので疑いもしなかったのです。

まあ実際その画面を見たのは18時20分頃だったので「警報ちょっと遅くない?」とは思いましたけど。

しかし、後からよくよく見てみれば日付も入っていたのでもっと注意深ければかような失態はなかったはずなのです。

というかそれ以前に自分が見ている番組が録画であることを覚えていればこんなことにはなっていません。

いかにミサイル発射という情報が私の平常心を乱し、判断を狂わせたかということとお考え頂ければと思います。

ソースの確認は絶対に

この失態から学びを得るとすれば「ソースの確認は複数あるいは多方向から行うべし」と言ったところでしょうか。

他のチャンネルを確認するというのはそれに相当しますが、ツイートを流してしまった後なので順番が逆でしたね。

他のチャンネルはどこも放送していない、何この逆テレ東みたいな状態。

ここを冷静に検討していれば何も起こらなかったはずです。

それはそんなに必要な情報?

これ、その時はそう思ったんですけどね。

冷静になって考えれば番組を中断するほどの情報なら他の誰かがツイートしてるでしょうし。

必要な情報というよりはあえて自分が流す必要のある情報か、というようなニュアンスです。

どうしても同じ結論になるというか、冷静じゃなかったんですね。


後始末は手早く

結局これに尽きると思います。

やってしまったものは仕方がありません。

さっと過ちを認めて間違った情報は消してしまいましょう。

それで詫びのツイートをフォロワーの皆様に見えるように流しましょう。

時間が経てば経つほど誰に見られてどこに広がっていくか分からないのがSNSのすごいところであり、怖いところです。

間違った情報を間違ったままリツイートされたりすると今度はそちらの方に迷惑がかかることになります。

間違いは誰にでもある、という言い方をすると自己弁護のようになりますがどんな出火でも初期対応を迅速にすることでそれ以上燃え広がるのを防げます。

私もだいぶヒヤヒヤしましたが、ちょうど夕飯時だったこともあってあまり他人の目に留まってないようでした。

このように、気を付けているつもりでもふとしたはずみでガセネタの発信者になってしまう可能性は誰にでもあると思います。

そんな時でも冷静に、手早く切り上げられるようにしたいものですね。

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