気がつけば7年買ってました、平八です。
今夜は2021年春、その歴史に幕を閉じた「季刊コロコロアニキ」の総括レビューというか思い出語りです。
最終刊発売からめっちゃ遅れたのは反省してます。
2021年3月をもって紙媒体終了
2020年冬号に情報が出てから覚悟はしておりましたが、やはりいざその日が来ると胸に迫るものがありました。
私が今定期購読してる漫画雑誌はアニキぐらいでしたので。
で、アニキ公式としては「あくまで紙媒体からの撤退」を強調しておりましたが、ある作品は本号をもって終了、あるいは最終回は単行本で!!方式。
連載継続作品の大半はコロコロウェブサイト上への移行となり、何故かバンバンドリドリは漫画アプリ「マンガワン」に移籍。
これ普通に休刊じゃん、と私の中のイケズな部分が呟きましたが、アニキの志がとどまる限りアニキは止まらないということなのでしょう。
なのでこれ以上の詮索はしませんが、やはり紙媒体が終了するこの時、私の中のコロコロアニキは終わりを告げました。
以前も申し上げましたが、正直言ってコロコロアニキは私より若い世代(30代前後?)がターゲットとされていたようでミニ四駆推しにはあまりついて行けませんでした。
ゼロヨンQ太とかラジコンボーイならガンガンについて行けたんですがね。
なので、私としては帰ってきたゲームセンターあらしとかめっちゃ盛り上がったよね。
そういう意味では私ら40代元コロコロキッズもフォローしてもらえていたのかな、とは考えておりますがやっぱりコア層ではなかったと思うのですよ。
帰ってきたあまいぞ!男吾も途中から載らなくなるし。
しかし今現在高橋名人グラビアが定期的に読めるグッドな漫画誌は他になく、実力派揃いの作家陣を擁して質の高い紙面だったと思います。
「でんじゃらすリーマン」とか世代じゃないけど面白かったし。
あと、いずれ単独記事を検討している「死.TV」は作品も楽しんでましたが作者のカネダカズヤ先生が途中大病をなされたようで季刊雑誌でも休載されることが多く本編以外でハラハラした記憶があります。
三ヶ月に一回しか発刊されないから一回休載しただけでも次の掲載は半年後とかになるんですよね。
そう考えると続きものを描いてた先生方はよくテンションを保てたものですわ。
小学館系列の読者を増やす試み
サンデー系の実力派作家を呼んできたりゲッサンの広告貼りまくったり、もう完全にアニキ読者をゲッサンとかに誘導しようとしてたよね?
私見ですが序盤に載ったモリタイシ先生の読み切り手ぶら漫画はアホすぎたけどああいうお色気ものが装甲娘以外にも欲しかった。
なんせアニキは大人の漫画誌ですから!!
さておきアニキ世代も本誌をきっかけに久々に漫画を購入したという方も少なくないと思うのでその試みは正しいと思うのです。
漫画を読む層もパイが減って大変だと聞いておりますし、アニキの灯に惹かれて戻ってきた読者を再び漫画漬けにする計画は悪くないと思うし。
いち消費者としては家計と相談しながら買って応援、くらいしか出来ることがないのが歯がゆいですが、何とか創作の未来が繋がるように願ってやみません。
中年の夢をありがとう
届きましたよ限定版シュウォッチ。
実はコロコロアニキ春号発売前には届いていたのですが今まで仕舞っていました。
しかし何というか心躍るなあ。
シュウォッチってこんなに小さかったっけなあ。
まあ…もったいなくて連射してないけどね!!
買って愛でて満足しちゃって終わるというコレクター気取りの楽しみ方じゃイカンとは思うんですけどどうも手に入れただけで満たされる何かがありますね。
ミニファミコンの時もそうだったわそういや。
さらば、コロコロアニキ
子供の頃に大量に集め、かさばってしょうがなかったコロコロコミック。
しかあの分厚さにこそ当時の少年達は魅せられたのだと今は思います。
じゃなけりゃライバルのボンボンもあんなに分厚くしなかったろうし。
コロコロアニキも正直途中から置き場所に困って「これもう次回から電子でいいかな」と思ったこともありましたが、紙媒体で買い続けた充実感は確かにありました。
まあ、急に年4回発行から3回になった時にやべえのかな、と思って紙で買い支えようと決意したのもありましたが。
あん時は本当に急でビビったよな。
「終わるの?」って思ったし。
あとコロコロアニキは大人の雑誌なので書店の方に向けて「成人向けコーナーに置いてくださいオナシャス!!」というメッセージを発していましたが、自分が書店で買う時は大体コロコロ本誌と並べられていたことを申し添えておきます。
あれ客に言ってどうすんだ、とずっと思ってました。
快楽天と高橋名人が並んでても普通にイヤだろ。
でもまあ色々言いましたけど、やっぱり少年時代の記憶を刺激されて楽しかったことだけは間違いないです。
この7年間良い夢を見せていただき、ありがとうございました。