すみっコ先生を名乗ることを許された中年、平八です。
もはや誰もが知るドル箱コンテンツすみっコぐらしですが、2019年に7周年目を迎えて勢いが止まらず、ついに今年11月8日(フライデー)劇場版公開されます。
外部リンク:
「すみっコぐらし」のアニメ映画第3弾が公開決定!2023年11月全国ロードショー! #映画すみっコぐらし…
映画化に際し誰が声をあてるかでファンの皆様も胸をときめかせていることと思います。(そもそも声出るのか?)
※2019年11月10日追記:無事公開されたので観に行ってきました!
前置きはさておき、今年に入ってからもねこに兄弟がいることが判明したり海に行ったり恐竜とコラボしたり精力的な活動を続けているすみっコぐらし。
しかし、永遠に続くもののないようにすみっコぐらしの暮らしもいつかは終わる予感が物語の端々から察せられます。
本記事は今まで得られた情報を元に、彼らの生活に終わりをもたらすものは何かを考察します。
ぺんぎん?が目覚める時
本記事に関わる彼のキャラクター性として
・自分が何者か忘れてしまった
・失われた自己を取り戻したい
・一人旅に出ようとするなど意外にアクティブ
というものがあります。
2019年9月現在、足かけ7年以上自分を探し続けていまだに見つかっていないというのは不憫というほかありません。
多分頭の皿が見つからない限りこのままなんだろうな。
そんな彼も、いつかは自分が◯◯◯であることに辿り着くのではと考えます。
(※ネタバレ回避のため伏せ字にしております)
そうすると、◯◯◯は伝説では川や池に棲み、時おり陸に上がって悪さをする生物なので今までのような部屋の隅っこでの暮らしを望むか、と考えると疑問が残りますね。
ずっと陸で暮らしていたのに何を今更、という意見もあるでしょうが取り戻した本能に引っ張られる可能性は十分にあるでしょう。
ぺんぎん?が自分の正体に気づく時。
それこそが彼の旅立ちと別れの日になるはずです。
とかげが子供でいられなくなる日
ぺんぎん?が自分の正体に悩むのとは対照的に、とかげは自らが何者なのかを知っています。
彼こそは長じれば全長十数メートルにも及ぶ恐竜の末裔です。
そんなの隅っこに置けるわけない。
お母さんのサイズ見ろよ。
人造なのかなんなのかよく分からない池・すみっ湖(うまいですね)を住みかにする他ない大きさじゃないか。
まず、あのサイズにまでならなくとも恐竜の本能はいつか彼に急速な成長を促すでしょう。
今までは幼かったからこそ仲間達と足並みを揃え、隅っこで落ち着くことも出来た。
いずれはそれも出来なくなる。
7年以上経過してるのにサイズにあまり変化がないのは、彼らは成長が階段状に起こる生物だということかも知れませんね。
ある日突然成長が加速し、巨大な姿になってしまう。
その日こそが優しい友人達と共に過ごせた幼年期の終わりなのでしょう。
とんかつ最期の日
本ブログでも再三言及した私の推し、とんかつの離別についてです。
こういう表現が適切なのかは分かりませんが、彼は元々豚だったんですよね。
それが色々あってとんかつになり、食べ残された部分に自我が芽生え、今に至る。
そもそも誰に調理されたのか、誰に食べ残されたのか、口に見える部分が実は肉片とか若干キモいなど考え始めたら止まらないミステリアスなキャラクター像です。
しかしその考察のしがいがあるところが魅力とも言えましょう。
彼自身や友人であるえびふらいのしっぽ、あじふらいのしっぽも言わば付喪神(つくもがみ)の一種であり、他のすみっコ達とは一線を画す出自で、彼の最終目標も「きれいに食べられること」というまるで自身の消滅を望むかのような思想の持ち主です。
食べ残されたコンプレックスが彼をして破滅的な思考に至らしめたのかも知れない。
ともあれ日々自分が食べられることに邁進する彼の願いが成就する時、おそらく彼はこの地上から消えてしまいます。
いつ、誰に食べられるのか予想もつきませんが、その日がとんかつがすみっコの一員から離れるXデーとなるでしょう。
しかし本当に誰が食べ残したんだろうか。
可能性としては「最初からとんかつとしてこの世にあった」という説も捨てがたいんですよね。
何それ自分で言ってて怖っ。
しろくまの行く末
寒いから南の方に移住してきたというお前はそれでいいのか、な経歴を持つ彼。
しかし今現在、地球温暖化のあおりを受けて現実のホッキョクグマは絶滅の危機に瀕しているというのですから痛ましいことです。
現実の彼らも他にいい住みかが見つかるといいのですが、ここではこれ以上の言及は控えます。
さておき、彼は暖かくて居心地のいい場所を求めているので今の暮らしを手放す動機は薄いと考えます。
ぺんぎん(本物)が語っていた暖かい海が伏線なのかも知れませんが、そういやあれは温泉のことだった、でオチがついたんでしたっけ。
積極的な動機はないものの、今より暖かい場所を求めて去っていく可能性もなくはないという状況ですかね。
前述の三人よりは可能性は低いとはいえ、いつか暖かい海を求めて去っていくのかも知れません。
そうしたらヒグマの生息圏とかち合ってまたすみっこ争いをするのでしょうか。
初めは仲違いするふたりも近しい種族ということで親交を深め…
そろそろ止めときますね。
ねこはすみにとどまる?
2019年冬、兄弟がふたりいることが明らかになったねこ。
ねこは常々スリムになりたいと願っていることは周知の事実ですが、兄弟見たら完全に遺伝なので「相当努力が必要だな…」と思わざるを得ませんでした。
みんなコロッコロしとるやないか。
今のところ彼には隅っこを離れる強い動機や理由がないように思えます。
よって彼はこの先みんなが巣立って行っても隅っこに残り続けると予想します。
X-DAY、すみっコぐらしは存続できる?
ここまでの仮説の通り、現メンバーは
・離れる可能性大 ぺんぎん?、とかげ?
・今すぐでなくともいずれは離れる とんかつ
・積極的に離れる理由はない しろくま、ねこ
に大別できます。
歴史を振り返るまでもなく、5人グループのうち3人が離脱して、残る2人で元のグループ名を継続して使用するのは正直厳しいと言わざるを得ません。
しかし、諦めてはいけません。
新メンバーの加入という手がまだあります!
今のところ現メンバーで同じくらいの体格のすみっコと言うとぺんぎん(本物)、とかげ(本物)、ねこの兄弟あたりでしょうか。
ぺんぎん(本物)は放浪癖があるようなので彼はひとまずメンバーには入れないでおきましょう。
となると
ねこ、ねこ、ねこ、しろくま、とかげ(本物)という新すみっコぐらしが始まるのです。
…
ネコ科多いな!!
もうそれにゃんコぐらしやないか!!