シティーハンター直撃世代、平八です。
今夜はこのたび20年ぶりの新作となる劇場用アニメ「シティーハンター 新宿PRIVATE EYES」のレビューです。
今回の記事は製作スタッフの意図を汲んで公開中はネタバレなし構成にします。
「ぼちぼち劇場公開も終了したかなー」という頃に本編に関わる事柄も加えた記事にしたいと思います。
外部リンク:
最強の敵と、最後の戦いへ- 「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」Blu-ray&DVD 2024.7…
シティーハンター直撃世代をピンホールショット
つまり映画中に何回も何回もハートを撃ち抜かれる。
正直感動しましたもの。
あの頃のアニメ・シティーハンターのいいところをギュッと濃縮した空気に現代的な要素をたっぷり盛り込んだアクション映画でした。
でも一番心にしみたのは舞台は完全に現代の新宿なのに、ずっとあの町に住んでいたかのような冴羽獠と香、彼らを取り巻く友人達ですね。
新宿に根付いて、おそらくは今までも街の危機には身を乗り出して戦っていた彼らを想像するとそれだけで胸がいっぱいになります。
なので私のこの映画の評価は極上なのですけど、かなりノスタルジックな心情がこもっていることは自覚しています。
別に一視聴者の心配することではないのですけど「私ら世代にはいいけど当時のシティーハンターを知らない人達にはどうだろう」と頭をよぎります。
(後述しますが、私が観に行った回では「今回が初シティーハンター」という人はあまりいませんでした)
キャラデザも現代風に変えたし今回の依頼人・進藤亜衣さんもなかなかのもっこりちゃんだしアクションシーンもかなり見応えあるのでぜひ初見の方でもご覧になって戴きたいところですね。
しかしまあ、アレとかコレとか完全に直撃世代狙ってきてるので、やっぱり感動はひとしおというか。
そう考えたらどうしてもターゲットは私ら世代ということになるんでしょうかね。
あと音楽が超豪華なのでこれは劇場で観ようよ、皆。(ダイレクトマーケティング)
舞台挨拶状況
私が観に行った2月9日はとてもとても寒い日だったのですが、あえてこの日を選んだのはユナイテッド・シネマ豊洲での舞台挨拶のチケットが手に入ったためです。
この日は豊洲以外にもTOHOシネマズ新宿、日比谷でも舞台挨拶があったため、登壇者の皆様は各地の移動が大変だったことと思います。
なにせ激烈に寒かったからね。
正直舞台挨拶が無ければ一歩も外に出たくないくらいでした。
色々思うところはあったものの、たどり着いた豊洲。
一旦着けば建物の中は暖かかったのと、シティーハンターコラボや展示物に気持ちが高揚します。
で、他の劇場では分かりませんが豊洲では本編上映後に北条司先生、こだま兼嗣監督、冴羽獠役の神谷明さん、槇村香役の伊倉一恵さん、御国真司役の山寺宏一さんが登壇されました。
舞台挨拶は撮影禁止だったため残念ながら写真はありません。
しかしアフレコでの音へのこだわり、新宿の街並みを再現するために色んなところに許可を取りに行った苦労話、あんなにでかいのに神谷さん・伊倉さんの前ではアガリ気味になっている山ちゃん、普段から地声がかなり香なうえにちょっと興奮気味の伊倉さんなど、楽しいエピソードがたくさん聞けて客席からの温かい拍手に包まれた実に雰囲気のいい舞台挨拶でした。
山ちゃんが過去にシティーハンターに出たことがあるというのは今回初めて知りました。
何でも6話くらいですぐやられたチョイ役が初出演だったそうで。
あと軽い客いじりというか、「今回初めてシティーハンターを観た方どのくらいいますかー?」という質問にはあまり手が上がらなかったです。
つまり往年のファンが大半。
まあそれはいいんですけど、その件に関しては「せっかく頑張って作ったので色んな人、新規の方にも沢山観てほしい」趣旨のことを仰っていました。
そして舞台挨拶最後、神谷さんが退場する際に冴羽獠ボイスで生演技して下さったのはいい思い出になりました。
あそこは客席大盛り上がりでしたね。
あの時買っておけば…な物販
サントラ劇場で売ってたんだから買っときゃ良かったなって…
パンフレットは最初から購入するつもりだったので開幕前に買っておいたのですが、本編観終わったらサントラも出来ればヴォーカルアルバムも欲しくなって。
でも多分考えてることは皆一緒だったから、物販の列吐きそうなほど並んでたのでこりゃ近所のTSUTAYAで買うかと撤収したら売ってなくて、ならばAmazonだと発注したら「2~3日待て」って言われてまあとにかくグダグダでした。
皆さんも欲しいと思ったらとりあえず買ってから考えましょう(←無責任)
ところで劇場特典、私の色紙は香でした。
公開終了までにもう一回ぐらい観に行こうかなって思ってます。